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博士の愛した数式
映画はまだですよね。

本はどっかの京極みたいに厚くなく、
次の日シフト9時からなのに(ほんとは8時から)、12時頃
つい手にとってみたらさくさく3時半で読み終わるくらいです。
小川洋子さんがどれほど数学資料から数学を考えたかわからないのですが、
バイト中、「博士の愛した数式、という数式」に囚われてました。
ぼろ泣きはしなかったけど
心が落ち着く小説、オススメ~。



数学博士である博士が、言語(文学、国語)を一瞬で逆さまに出来るように、
小説で数学を表現してみようt、感じました(読み終わった後)。

博士の朝を想う度に胸がしゅんしゅんしますね。
昨日楽しかったですよねー。とか言われてみなさいよあんた。。。

「N」がイニシャルじゃないことに気付いてから、
嫌いだった未亡人も主人公でした。
彼女は「私の頭の中の消しゴム」程度の体験はしてることになるし、
大切なものに数学記号のあだ名をつけたい人なのかなぁとか、
じゃ、家政婦は家政婦さんなのかーとか、まぁ浮気ってことになっちゃうしなぁ、と
江夏って何だ、とか
対数わかんねーー、とか

あのときのあれはこうだったのかな、って
他の本でも思うことはありますが、ことさら強くかんがえてしまう数式です。
でもまた読み返して文字を探すんじゃなく、
一回しか読んでないままで、しばらく「直感で」みてみたいです。
by amaranthe | 2006-01-10 13:25 | 戯言
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留記

by amaranthe
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