贖う
するりと。ふっ、と。
逃げ出した風船。 手の届かない高さで振り向いた後、 小さくしぼんでいく様に、見えなくなった。 喚くボクに、もうひとつが与えられ、 しぼんだ幸せの分を贖えたはずはないのに、 泣き止んであげる程度には、 別の幸せの分を考えてあげた。 参考 天野月子「風船」
by amaranthe
| 2006-09-30 11:03
| 詩林
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